2013年11月9日土曜日

Raspberry Pi カメラモジュール設定

さてせっかくなんで、簡単な監視装置にしてみます。最初は自動起動にしてしまえばいいと思ったんですが、せっかくなのであまっていたUSB WLANのモジュール(バッファロー:WLI-UC-GNHP 11gが可能です)を使えるようにし、キーボードとかはつけずにリモートログインでコマンド実行するようにしてみました。装置の外観は以下の様な感じです。
カメラからのハーネスは、ケースのLANソケットの隙間から表にだし、USB WLANのアンテナ部分に借り止めでつけてあります。下の黒いのがUSBパワーを供給するバッテリーで、これで好きなところ(ただし、WLANが届くところ)に設置できます。

WLANの設定ですが、以下のようになります。

1.WLANを有効にする
以下の設定ファイルを2か所修正します。

$ sudo vi /etc/network/interfaces

iface wlan0 inet manual
wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
         ↓
iface wlan0 inet dhcp
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

2.無線LANの接続設定
次に親機と接続できるよう、SSIDやキーを設定してやる必要があります。ファイルは、/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confです。rootになって以下のコマンドをじっこうします。

# wpa_passphrase SSID pass >> wpa_supplicant.conf

SSID:親機のID
pass:使用しているセキュリティに応じたキー

こうすると以下のような感じになります。

pi@raspberrypi /etc/wpa_supplicant $ sudo cat wpa_supplicant.conf
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
        ssid="***335786826CE295923343F371E9100"
        #proto=wpa2
        #key_mgmt=WPA-PSK
        #pairwise=TKIP CCMP
        #group=TKIP CCMP
        psk="****ba48855fb70911eb244034920f6a4440d314b341b604891569796a565"
        #psk=****d233afa24051e209237e4ec79b8659d32f7a650e4bb1a0d08720f4d759e
}

SSIDやキーは一部かくしてあります。#のコメント行は基本的に後から自分が追加したものです。もしかしたら必要かもと調べたサイトにあったんですが、自分の場合は必要ありませんでした。それでも最初なかなか接続ができず、なんでだろうと親機のログをみてみるとDHCPのアドレス発行まではいっているようです。どうもキーの設定が悪く、うまく接続できないようです。実は、psk行が2ラインありますが、最初は1行目(赤字部分)がコメントになっていて、2行目が有効になっていました。しかし親機の設定をみるとコメントにしてあるほうが設定してあるキーです。理由がわかりませんが、そちらを有効にしたらつながるようになりました。

これで準備万端です。さっそくベランダに置いてみて、外の風景を撮影してみました。快適に動きます。

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