XPの頃に購入したGaming PCにUbuntuを入れてます。12の時にも苦労したんですが、またやってしまいました。(・_;) Game用のPCなので、当然nVidiaのカードが入っているんですが、nVidiaのドライバって未だに特製のkernelモジュール(昔はkernel再ビルド)必要なんですが、これがよく相性(?)の問題を起こしてくれます。updateするときに注意しないと、すぐXが起動してくれなくなります。
updateの時、普通はupdate-managerに任せるもんですが、理由は不明ですがよく(Firefoxあたりで)リポジトリ内で不整合、と言われて失敗します。それが面倒くさくて、CLIでやってしまいます。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
これでやると不思議と失敗しません。
一つ問題があるのが、これでシステムの更新すると、Ubuntuのバージョン更新(upgrade)も自動的にやってしまうことです。
Ubuntu12の時に少しシステムの末尾の番号が上がってしまうと画面が起動しない、ということを何度も繰り返していました。今度も、気づいたら14.04→14.04.1と末尾が上がってしまい、「やばい!」と思ったら案の定Xが起動しません。Xorg.0.logを見てみるとnvidiaのkernel moduleのロードに失敗しています。
ネットで色々調べたんですがどうにもならず、諦めて再インストールしました。(実験用のマシンだから簡単に再インストールしちゃいますが、実用マシンだったら大騒ぎです。こんな調子ではWindowsに代わるDesktopになるのは未来永劫こないんじゃないか・・・)
システムのupdate-managerを使うと、バージョン更新の時は一応確認してくれます。注意していればいいんですが、たいていの人はうっかりupgradeしてしまうでしょうね。
システムの方でupdate-managerは自動的に動いてくれますが、手動で起動したい場合は以下のコマンドになります。
$ update-manager -d
気をつけて使っていくしかありません。(「安定版」という言葉が非常に重い)
2014年10月4日土曜日
2014年2月1日土曜日
Ubuntu 13.10でeclipse(adt)のメニューが操作できない!?
Ubuntu13.04のセキュリティアップデートがもうすぐ停止するので、使っている人は13.10に更新してください、というノートがでました。
これまで何度となく13.04から13.10へ更新しないか?、というDialogは出ていたのですが、もうすぐLTSの14.xが出るという話を聞いていたのでずっとそのままで使っていました。(下手に更新して使っているアプリに問題がでるのも嫌だし)さすがにこれはまずかろうということで、13.10に更新しました。(情報を調べていたら日本語設定で行うと問題がでることがあるので、upgrade専用のアカウントを作り、英語設定で行うと問題がでないという話がありました。念の為、英語設定のアカウントで更新は行いましたが、そこにあった情報通り、更新したら設定してあるうち、最低限のリポジトリ以外はoffにされていました。これは後で手動でonにしておきました。)
これまでLinuxではandroidアプリの開発はしてこなくて、eclipseすら入れていない状態だったのですが、何となく開発環境だけでも構築しておこうとgoogleさんからeclipse込のAndroid SDK(abt)をDLして解凍、さてabt内のeclipseを実行しようとしたら・・・、javaが入っていませんでした(^_^;)
ちょっとびっくりしましたが、ソフトウェアセンターでjavaを検索するとOpenJDKの方がでてきます。(デフォルトではOracleのリポジトリ入っていませんしね)まあ、これでよかろうとOpenJDK6をインストールします。(Android SDKがjava6を要求するので)
さて再度、eclipse(adt)を実行です。無事、動きました。デスクトップがUnityなんでメニューの位置がMacみたいに画面の最上部にでてきてちょっと気持ち悪いですが。
まあそのあたりは「慣れ」の問題なんで気にせず、SDK managerを開こうとWindowsメニューをクリックするも、メニューが表示されません!!つまり何も操作できない状態になってます。
最初、OpenJDKにしたのが問題だったかと思い、これを削除、以下の手順でOracleからjava6をインストールしてみました。
しかし状態は変わりません。気を落ち着けてどこかに情報がないか調べてみたらstackoverflowのサイトに同じ状態に対する質問と回答がありました。どうもUbuntu 13.10で発生した問題のようです。メニューをアプリのwindowから画面上部に飛ばすのにeclipse IRCをproxy経由使っているようなのですが、これを切ればいいということらしいです。
具体的にはデフォルトの環境変数で以下のものがあります。
UBUNTU_MENUPROXY=1
これを以下にしてやります。
UBUNTU_MENUPROXY=(空白)
この設定をした端末からeclipse(adt)を実行すると、Unity上で動いているのにも関わらずメニューがアプリのwindow上に表示されます。
そして無事メニューの操作もできるようになりました。
やっぱりシステムを更新するのは怖いんだよな〜
PS
システムを最新の14.04 Trustyにしたら、この現象は消えました。よかった、よかった。
これまで何度となく13.04から13.10へ更新しないか?、というDialogは出ていたのですが、もうすぐLTSの14.xが出るという話を聞いていたのでずっとそのままで使っていました。(下手に更新して使っているアプリに問題がでるのも嫌だし)さすがにこれはまずかろうということで、13.10に更新しました。(情報を調べていたら日本語設定で行うと問題がでることがあるので、upgrade専用のアカウントを作り、英語設定で行うと問題がでないという話がありました。念の為、英語設定のアカウントで更新は行いましたが、そこにあった情報通り、更新したら設定してあるうち、最低限のリポジトリ以外はoffにされていました。これは後で手動でonにしておきました。)
これまでLinuxではandroidアプリの開発はしてこなくて、eclipseすら入れていない状態だったのですが、何となく開発環境だけでも構築しておこうとgoogleさんからeclipse込のAndroid SDK(abt)をDLして解凍、さてabt内のeclipseを実行しようとしたら・・・、javaが入っていませんでした(^_^;)
ちょっとびっくりしましたが、ソフトウェアセンターでjavaを検索するとOpenJDKの方がでてきます。(デフォルトではOracleのリポジトリ入っていませんしね)まあ、これでよかろうとOpenJDK6をインストールします。(Android SDKがjava6を要求するので)
さて再度、eclipse(adt)を実行です。無事、動きました。デスクトップがUnityなんでメニューの位置がMacみたいに画面の最上部にでてきてちょっと気持ち悪いですが。
まあそのあたりは「慣れ」の問題なんで気にせず、SDK managerを開こうとWindowsメニューをクリックするも、メニューが表示されません!!つまり何も操作できない状態になってます。
最初、OpenJDKにしたのが問題だったかと思い、これを削除、以下の手順でOracleからjava6をインストールしてみました。
sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/java
sudo apt-get update
sudo apt-get install oracle-java6-installer
しかし状態は変わりません。気を落ち着けてどこかに情報がないか調べてみたらstackoverflowのサイトに同じ状態に対する質問と回答がありました。どうもUbuntu 13.10で発生した問題のようです。メニューをアプリのwindowから画面上部に飛ばすのにeclipse IRCをproxy経由使っているようなのですが、これを切ればいいということらしいです。
具体的にはデフォルトの環境変数で以下のものがあります。
UBUNTU_MENUPROXY=1
これを以下にしてやります。
UBUNTU_MENUPROXY=(空白)
この設定をした端末からeclipse(adt)を実行すると、Unity上で動いているのにも関わらずメニューがアプリのwindow上に表示されます。
そして無事メニューの操作もできるようになりました。
やっぱりシステムを更新するのは怖いんだよな〜
PS
システムを最新の14.04 Trustyにしたら、この現象は消えました。よかった、よかった。
2014年1月11日土曜日
Ubuntuの画面にUnityパネルが表示されなくなった?
Core2Duoのマシンに入れているUbuntu13で、kernel 3.8.0.-35に更新したところ、ログイン後の画面がおかしくなりました。(電源onでログインする設定にしていますので、通常ならUnityのパネルがでてくるところですが、、、、)
- なんか画面解像度が小さくなり、縦横にやたら真っ黒な空白が(モニタ設定や画面設定が壊れているっぽい)
- Unityパネルが表示されない。(通常なら以下のような画面になります)
しばし悩みましたが、そういえばこのPCにはビデオカードにnVidia(GT8900、ちょっと古いやつ)が入れてあり、ドライバを変更していました。ためしに古いKernelで起動すると、画面設定は以前のとおりフルスクリーンで表示されますが、あいかわらずまっさらなログイン画面です。
これでもマウスの右クリックで画面設定のwindowは表示されるので、そこからシステム設定に移り、ドライバをXorgのデフォルトを使用するに戻してから最新Kernelで起動すると画面解像度は正しく表示されるようになりました。(なぜか、その状態で再度nVidiaのドライバを使用するようにしても、画面解像度がおかしくなることなくなりました)
こんな画面ですがgnome window managerは一応動いているらしく、ショートカットキーで端末(shell)は起動できます。(CTRL + ALT + T)shellさえ開いてくれれば、ファイル操作のexplorerもどきも「nautilus」で直接コマンド起動してやればいいし、ブラウザも「chromium-browser」とコマンド実行してやれば動きます。システムを止めるにはログアウトしてやればログイン画面になり、そこから再起動、シャットダウンが実行できます。(CTRL + ALT + DEL)
普段使いにはなんの不自由もありません。かえって画面がすっきりして気持ちいくらいです。(実はUnityの画面パネルがどうしても好きになれない)
もうすぐメジャーバージョンアップでUbuntu14がReleaseされるという話があるので、しばらくこのまま使っていこうと思います。
20140118追記
あれから時々調査して、やっと解決しました。window-manager自体には本当に問題がないか試しに新規アカウントを作成し、ログインしてみるとUnityパネルは通常どおり表示されました。ということは、普段使っているアカウントのgnomeに関する設定ファイルのどれかがおかしくなったということです。
ネットで見ると色々な解決方法が出てくるんですが、全部ダメでした。最後に試したのが、~/.config/dconf/以下にあるuserファイル(バイナリのdataファイルです。ログイン毎に更新されるようです)を初期化(要は削除してしまえということです)することでした。自分は一応念のため別のディレクトリにmvしておきました。(注意:もちろんこの作業をするときは、別のアカウント、例えば先程新規に作成したアカウント等でログインして行います)これでUnityパネルは復活しました。
もちろんそれまでのパネル設定は初期設定に戻ってしまっていますので、再度設定しなおしです。またそれ以外にもアプリによっては設定が入っている可能性があります。現状、chromeを開いたらgoogleアカウントのパスワードを聞かれてきて、2段階認証コードを再度要求されました。(例の携帯に数字をメールしてくるやつです)他にも設定が初期化されてしまっているアプリがあるかもしれません。
しかしここにいたるまで何種類の解決方法があったことか、、、しかもそこに記載されているファイルの位置や名前が微妙に違っており、「Unityまだ安定していないな〜」というのを改めて感じました。嫌いなんだけどこれがUbuntuの標準なのでシステムアップデートの度に設定変更するのが面倒なため、unityを渋々使っています。
2014年1月6日月曜日
Ubuntuのnode.js実装
今度はnode.jsを少しかじってみようと思い、手元のUbuntu13に環境を準備します。(こういうこと考えると、vagrantで仮想環境の自動構築って便利だと初めて実感しました。最初は、なんでそんな気機能が必要なのか思いつかなったんで)
ググってみると、ソースをDLしてビルドする人、Ubuntuのapt-getで済ます人、半々のようです。どちらがいいか迷ったんですが、ソースからビルドすると大抵後で削除するのが面倒なことが多いです。他のものに影響を与えても原因追究しづらいし。
ということで、まずはすなおにUbuntuのapt-getでインストールします。
node.js本体とパッケージを管理するnpmを個別にインストールするようです。
メッセージが大量に流れますが、特に問題なくインストールは終了しました。
そのうち「ejs」というテンプレートを処理するパッケージを使用するサンプルがでてきて(よく使われるようです)、まずそれをインストールしないといけません。ここでパッケージ管理のnpmの出番になります。
ググってみると、ソースをDLしてビルドする人、Ubuntuのapt-getで済ます人、半々のようです。どちらがいいか迷ったんですが、ソースからビルドすると大抵後で削除するのが面倒なことが多いです。他のものに影響を与えても原因追究しづらいし。
ということで、まずはすなおにUbuntuのapt-getでインストールします。
$ sudo apt-get install nodejs npm
[sudo] password for hoge:
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています node.js本体とパッケージを管理するnpmを個別にインストールするようです。
メッセージが大量に流れますが、特に問題なくインストールは終了しました。
簡単なプログラムを以下に示します。(JavaScriptになります)
hello.js
var http = require('http');
var server = http.createServer();
server.on('request', function(req, res) {
res.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/plain'});
res.write('Hello World!');
res.end();
});
server.listen(1337, '192.168.24.64');
console.log('Server running at 1337');
赤字はport番号と、(自PCの)IPアドレスです。
これで実行は以下の通りです。
$ nodejs hello.js
Server running at 1337
(注:他のサイトの例では'node’コマンドでしたが、今回なぜか'nodejs’に変わっていました。おそらくubuntuだけの実装だと思われます)
あとはブラウザで当該port番号で開いてみれば動作を確認できます。無事"Hello World!"の表示を確認できたので、いくつかサンプルを試してみました。
$ npm install ejs
npm http GET https://registry.npmjs.org/ejs
npm ERR! Error: failed to fetch from registry: ejs
npm ERR! at /usr/share/npm/lib/utils/npm-registry-client/get.js:139:12
npm ERR! at cb (/usr/share/npm/lib/utils/npm-registry-client/request.js:31:9)
:
:
なんだろう?Ubuntu独自実装のnodejsに問題があるのか?
後日、VMPlayer上に試験環境として用意してある別のPC上のUbuntuにソースからDLしてインストールしてみました。
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
(/usr/local以下にinstallされた。わりと行儀がいい。)
次にnpmをインストールしようと思ったが、サイトにあったやり方を見ると、何をしようとしているのかよく意味がわからない。他のサイトではnode.jsと一緒にインストールされるとあったが、調べてみると、/usr/local/bin/npmと既に存在していた。
$ npm install ejs
npm http GET https://registry.npmjs.org/ejs
npm http 200 https://registry.npmjs.org/ejs
npm http GET https://registry.npmjs.org/ejs/-/ejs-0.8.5.tgz
npm http 200 https://registry.npmjs.org/ejs/-/ejs-0.8.5.tgz
ejs@0.8.5 node_modules/ejs
$
サイトの出力例とは若干違うが(バージョンも違うし)、普通にインストールできた。
やはり、Ubuntu独自の実装に問題がありそうだ。
2012年12月31日月曜日
linux( Ubuntu ) 古いカーネルの削除
前もどっかでメモした記憶があるんですが、ちょっと困った状態にPCがなり調べてたら、設定やらコマンドが昔と変わってたので、一応メモ。
1.現状
ノートPC(aspire-one)はいろんな実験環境で、windows-XPにUbuntu-11、これにさらにBT5R3をインストールしたという、かなり危ない状態です。BT5R3はUbuntuベースなんで、先に入ってたUbuntu-11と特に問題も起こさず、boot-loaderは同じgrubだったのはよかったんですが、なぜかboot時のメニューリストでUbuntu-11の方が5,6個でてくる状態に・・・
2.調査
こんなときは、grubの設定ファイル(/etc/grub.d/grub.conf)を修正してやれば、と思って「そういえば、現状Ubuntuが2個入ってるけど、どちらのgrub設定で動いてるんだ?」としばし悩み、順当に考えれば、後から入れたBT5R3だろうとそちらで起動。
ところが設定ファイルが見つかりません。/etc/grub.dの下は何かのスクリプトしかない。いつからこんな風になったんだ?しばらく悩んで思い出したのが、そういえばgrubは/boot/grubにあることを。さっそくそこを調べると、何か大量のファイルがあり(以前は設定ファイルと少しだった気が)、grub.confはやはり存在しません。
それらしいのがないか見てみると、grub.cfgというのが見つかりこれだろうと中を見ると、ファイルの最初がなんかスクリプトっぽくて、その後ろにありました、起動時の選択リストのデータが。それで判明したのが、Ubuntu-11の方は何度かカーネル更新してたらしく、古いカーネルが削除されずに残っていて(でも、Ubuntu-11を使っているときはとくに起動時にメニューは増えませんでした)、BT5R3をインストール時に、ご丁寧に調べてくれて、それを全部起動時の選択リストにいれてくれていたことでした。
3.修正
さて現状の状況が把握できました。ということはBT5R3側の/boot/grub/grub.cfgを何とかすればいいんですが、このファイルはread-onlyでファイルの最初に直接編集するな、/usr/sbin/grub-mkconfigを使えとのこと。試しに起動してみると、なにもコマンド入力は要求されず、HDDの状態を自動的に調べて、起動可能なシステムを設定ファイルに列挙するスクリプトのようです。
(1)古いカーネルの削除
ということでまずはUbuntu-11の古いカーネルの削除から始めます。Ubuntu-11でシステムを起動して、以下のコマンドでインストールされているlinux-imageをリストアップします。
> dpkg -l | grep linux-image
表示されてくるものは、linux-image-2.6.15-23-386だったり、linux-image-2.6.15-23-genericとかでてきますが、基本注意するのはバージョンの数字のところです。残したい最新のバージョンだけ注意して、古いものを以下のコマンドで削除します。(慎重に作業してください!間違えると、取り返しがつきません。)
> sudo apt-get remove --purge linux-image-2.6.15-23-generic
(2)grub設定ファイルの更新
さてこれで古いカーネルは削除できたので、/usr/sbin/grub-mkconfig(当然、sudoつけます)でgrubの設定ファイルを更新してやればいいだろうと、そのままUbuntu-11で実行しましたが、でもここで更新されるgrub設定ファイルはBT5R3のgrubからは見えない位置・・・ ダメじゃん!
今のPCはBT5R3のgrubで起動しているはずなので、BT5R3でシステムを起動しなおして、/usr/sbin/grub-mkconfigを実行しましたが、今度はBT5R3インストール時とは異なり、Ubuntu-11のファイルシステムは調べてくれません。(-"-)
当たり前といえば当たり前の結果に暫く悩み、結局grub.cfgの手動修正を実行、無事起動時にでてくる大量のシステム選択リストはきれいになりました。
PS
その後、別のPCでも同様の問題が発生しました。よくよく調べてみると、ちゃんと以下の様にオプションを与えてあげないとダメでした。(前回は何もオプションなしでやったので、本来grub.cfgに出力される内容を画面に出力していただけで終わっていた)
> /usr/sbin/grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
これで異なるディストリビューションのカーネルも調べて、設定ファイルに反映してくれるようになりました。
1.現状
ノートPC(aspire-one)はいろんな実験環境で、windows-XPにUbuntu-11、これにさらにBT5R3をインストールしたという、かなり危ない状態です。BT5R3はUbuntuベースなんで、先に入ってたUbuntu-11と特に問題も起こさず、boot-loaderは同じgrubだったのはよかったんですが、なぜかboot時のメニューリストでUbuntu-11の方が5,6個でてくる状態に・・・
2.調査
こんなときは、grubの設定ファイル(/etc/grub.d/grub.conf)を修正してやれば、と思って「そういえば、現状Ubuntuが2個入ってるけど、どちらのgrub設定で動いてるんだ?」としばし悩み、順当に考えれば、後から入れたBT5R3だろうとそちらで起動。
ところが設定ファイルが見つかりません。/etc/grub.dの下は何かのスクリプトしかない。いつからこんな風になったんだ?しばらく悩んで思い出したのが、そういえばgrubは/boot/grubにあることを。さっそくそこを調べると、何か大量のファイルがあり(以前は設定ファイルと少しだった気が)、grub.confはやはり存在しません。
それらしいのがないか見てみると、grub.cfgというのが見つかりこれだろうと中を見ると、ファイルの最初がなんかスクリプトっぽくて、その後ろにありました、起動時の選択リストのデータが。それで判明したのが、Ubuntu-11の方は何度かカーネル更新してたらしく、古いカーネルが削除されずに残っていて(でも、Ubuntu-11を使っているときはとくに起動時にメニューは増えませんでした)、BT5R3をインストール時に、ご丁寧に調べてくれて、それを全部起動時の選択リストにいれてくれていたことでした。
3.修正
さて現状の状況が把握できました。ということはBT5R3側の/boot/grub/grub.cfgを何とかすればいいんですが、このファイルはread-onlyでファイルの最初に直接編集するな、/usr/sbin/grub-mkconfigを使えとのこと。試しに起動してみると、なにもコマンド入力は要求されず、HDDの状態を自動的に調べて、起動可能なシステムを設定ファイルに列挙するスクリプトのようです。
(1)古いカーネルの削除
ということでまずはUbuntu-11の古いカーネルの削除から始めます。Ubuntu-11でシステムを起動して、以下のコマンドでインストールされているlinux-imageをリストアップします。
> dpkg -l | grep linux-image
表示されてくるものは、linux-image-2.6.15-23-386だったり、linux-image-2.6.15-23-genericとかでてきますが、基本注意するのはバージョンの数字のところです。残したい最新のバージョンだけ注意して、古いものを以下のコマンドで削除します。(慎重に作業してください!間違えると、取り返しがつきません。)
> sudo apt-get remove --purge linux-image-2.6.15-23-generic
(2)grub設定ファイルの更新
さてこれで古いカーネルは削除できたので、/usr/sbin/grub-mkconfig(当然、sudoつけます)でgrubの設定ファイルを更新してやればいいだろうと、そのままUbuntu-11で実行しましたが、でもここで更新されるgrub設定ファイルはBT5R3のgrubからは見えない位置・・・ ダメじゃん!
今のPCはBT5R3のgrubで起動しているはずなので、BT5R3でシステムを起動しなおして、/usr/sbin/grub-mkconfigを実行しましたが、今度はBT5R3インストール時とは異なり、Ubuntu-11のファイルシステムは調べてくれません。(-"-)
当たり前といえば当たり前の結果に暫く悩み、結局grub.cfgの手動修正を実行、無事起動時にでてくる大量のシステム選択リストはきれいになりました。
PS
その後、別のPCでも同様の問題が発生しました。よくよく調べてみると、ちゃんと以下の様にオプションを与えてあげないとダメでした。(前回は何もオプションなしでやったので、本来grub.cfgに出力される内容を画面に出力していただけで終わっていた)
> /usr/sbin/grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
これで異なるディストリビューションのカーネルも調べて、設定ファイルに反映してくれるようになりました。
2012年10月12日金曜日
Ubuntu更新エラー
なんか時々、Ubuntuを使っていて更新マネージャーが起動してエラーを起こすことがよくありました。その時は無視してるうちに解消していたのですが、この3,4か月さわってなかったため、今日起動してみたら200個以上のパッケージが更新対象に・・・当然のごとく更新でエラーがでました。
どうしても消えなくて、やむなくググるとありました。
$ sudo apt-get update (更新データベースのリポジトリ同期です)
$ sudo apt-get upgrade (更新が必要なパッケージの更新作業自体を行います)
昔の記憶だとupdateだけだったと思うんですが、役割が分担されてます。おそらく更新マネージャはGUIでこれら2つのコマンドと同じようなことをしてるんでしょうが、状態ファイルの管理がうまくいかないことがあるんでしょうね。(多人数でプログラム作ってると似たようなことよく経験しました)もう手作業でやったほうがいいかしらん。
注:ただパッケージの種類にもよりますが、再起動が必要なものがあります。そのためGUIの更新マネージャでは最後に「再起動してください」というボタンが表示されますが、CUIでコマンド実行してるとそんなのはできません。念のため、上記2つのコマンド実行後、再起動して更新マネージャで確認するのが確実です。
どうしても消えなくて、やむなくググるとありました。
$ sudo apt-get update (更新データベースのリポジトリ同期です)
$ sudo apt-get upgrade (更新が必要なパッケージの更新作業自体を行います)
昔の記憶だとupdateだけだったと思うんですが、役割が分担されてます。おそらく更新マネージャはGUIでこれら2つのコマンドと同じようなことをしてるんでしょうが、状態ファイルの管理がうまくいかないことがあるんでしょうね。(多人数でプログラム作ってると似たようなことよく経験しました)もう手作業でやったほうがいいかしらん。
注:ただパッケージの種類にもよりますが、再起動が必要なものがあります。そのためGUIの更新マネージャでは最後に「再起動してください」というボタンが表示されますが、CUIでコマンド実行してるとそんなのはできません。念のため、上記2つのコマンド実行後、再起動して更新マネージャで確認するのが確実です。
2012年3月18日日曜日
ubuntuの環境メンテナンス
しばらく電源を入れてなかったubuntuのマシンもメンテナンスしないと。
ちょっと久しぶりにnoSQL関係の性能を見てみたくなり(google leveldbです)、そうなるとboostいれないと、となります。素手でインストールしてもいいんですが、更新の手間やらC++のライブラリでほとんど採用されそうな状況でどうしようかとおもいましたが、Canonicalのパッケージにしときます。(現状、48ですがCanonicalは46でした。まあ、ちょっと遅れてますが、そのあたりはあきらめて。)
さて、この連休中にちょっとleveldbの性能をみてますか。(ちょっと、従来テキストベースでデータを読み込んでいたプログラムが、最近読み込むデータがGBクラスになってきて、こりゃnoSQL(KVS)の採用を考えないといけないなと・・・)
仕様を考えるセクションはComputer Scienceに詳しいわけではなく、使ってる状況を見てこちらから提案しないと互いにHappyにはなれません。
ちょっと久しぶりにnoSQL関係の性能を見てみたくなり(google leveldbです)、そうなるとboostいれないと、となります。素手でインストールしてもいいんですが、更新の手間やらC++のライブラリでほとんど採用されそうな状況でどうしようかとおもいましたが、Canonicalのパッケージにしときます。(現状、48ですがCanonicalは46でした。まあ、ちょっと遅れてますが、そのあたりはあきらめて。)
さて、この連休中にちょっとleveldbの性能をみてますか。(ちょっと、従来テキストベースでデータを読み込んでいたプログラムが、最近読み込むデータがGBクラスになってきて、こりゃnoSQL(KVS)の採用を考えないといけないなと・・・)
仕様を考えるセクションはComputer Scienceに詳しいわけではなく、使ってる状況を見てこちらから提案しないと互いにHappyにはなれません。
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