2013年9月18日水曜日

Windows7(64bit)へのVisual Studio 2012 Express for Desktopのインストール記録

メインにしているマシンであるWindows7(64bit)、これまでJava(Eclipse)でしかプログラミングに使っていませんでしたが、ちょっとC++が使いたくなり、Visual Studio 2012 Express for Desktop(これがこれまでの通常のアプリ開発版らしい)をインストールしてみました。ところがこれが思いのほか問題が出たので、メモしておきます。

1.Visual Studio 2012 Expressのインストール最初のトライ
最初はオンラインでやってみたんですが、結局何か問題が出たといってきて途中終了してしまいました。そのときは特にエラーコードらしいものを出してくれなかったので、しかたなくMicroSoftのHPからインストールイメージをDLして、CD焼きました。それで挑戦してみてもやはりエラー、ただし今度は何が悪いのか表示してくれました。

→Net FrameWork 4.5のインストールに失敗しました

意味がわからず何回か試してみたんですが、時にはSQLのモジュールインストールに失敗したといってきたこともあり。ただ、このNet FrameWork 4.5のエラーがよくでてきました。(結局、数回トライしてみました)意味がわからず、コントロールパネルからこのPCにインストールされているNet FrameWorkを調べてみると、1.xくらいのかなり古いものでした。どうも、Visual Studioをインストールする条件に4.5が必要なようで、それのインストール(アップグレード?)に失敗しているようです。

注:このときネットをぐぐってると、あるサイトに「C:\ProgramDataのアクセス権をEveryOneに許可しろ」というのがありました。管理者権限のあるアカウントでインストールしているのに何で?と思い当該フォルダのアクセス権を調べてみると、管理者権限のあるアカウントに対してもここはフルアクセスじゃないんですね、ここ。(読み取りと実行しかありませんでした)一瞬これかと思ったんですが、ちょっとこの変更はやばくね?と思い、やめときました。結果、これは関係なく、セキュリティ上あぶない状態にPCをしてしまうところでした。

2.Administratorアカウントでインストールする
上記のことがあり、もしかしてと思いAdministratorでログインしてみました。といってもデフォルトではWindows7には起動時にAdministratorのアカウントは表示されません。ネットで調べると、(古い記録で)コントロールパネルのユーザー管理のところに制御用のスイッチがあるというのがありましたが、現時点(20130918)ではそんなものありません。どうも許してくれないようです。(セキュリティが厳しくされたか?)しかたなくさらに調べて、DOSプロンプトから以下のコマンドで可能になることがわかりました。

> net user administrator /active:yes

これでログオフすると、ログイン画面にAdministratorアカウントが表示されるようになります。(おそろしいことにデフォルトはパスワードなしです。これをやったらパスワードを設定するか、またAdministratorではログインできないようにしたほうが安全です。もとに戻すには、/active:noとするだけです。ただし、Administratorでログインするか管理者権限のあるDOSプロンプトでないと、/active:noはエラーになるようです。)
しかし、エラーの表示は変わりません。

3.Net FrameWork 4.5のインストール
しかたないのでまず先に単独で、Net FrameWork 4.5をインストールすることにしました。やはりMicroSoftのHPからパッケージをDLしてインストールしようとしたんですが、今度は以下のエラーコードを表示して途中終了してしまいました。

→ 0x8000222 Windows Updateのエラー

またまたネットをぐぐると、同じコードでいくつかひっかかりましたが、Windows Updateのエラーの場合はどうも重症のようで10行のDOSコマンドのbatファイルを作り、それを管理者権限で動かさないといけないようです。中身をみても何やっているのか意味がわかりませんが(なにやらビット制御?らしきコマンドやってます)、試しにやってみると、無事Net FrameWork 4.5のインストールができました。

4.再度、Visual Studio 2012 Expressのインストール
これで管理者権限のある通常使っているアカウントでも無事インストールできるようになりました。

かなり苦労しましたが、これってWindows7(64bit)だから?よくわかりません。

追記@20130922
実際に使って見ようと動かしてみたら「このWindowsのバージョンでは既知の互換性の問題があります」と言われてしまいました。そのまま解決策を調べるのボタンを押してみたら、MSのHPに「Net Framework 4.5を更新すると、Visual Studioはこの不具合により不安定になる可能性があります」とでていて、patchが置いてありました。このところやたらセキュリティ更新が続いてました(Kernel baseも2、3回更新されたような)が、なんだよこれは!一緒に更新しといて欲しいもんです。(patchを実行したら無事動きました)

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