2018年8月23日木曜日

Windows10 VS2015でもPython

ちょっと古いネタですが、メモとして残しておきます。

VS2015から、Pythonが扱えるようになりました。ただ、インタープリタ本体はM$は提供してくれないので、自分で別途設定する必要があります。
問題は、VS2015を使うとき、「どのPython」を使うのか、どうやってVSに指定したらいいのかです。Pythonって、色々なものがあり、どれがベストとは言い切れない状態です。ただ、今から始めるなら2.*系に将来はないので、3.*系を使えとは皆さん言います。
だけど結構、2.7を使う開発環境がいまだに多いんですよね~ まあ、今回は開発環境はWinのVSなので、本家のpython.orgの3.6をインストールしました。実行状況を以下に示します。
matplotlibを後から追加でインストールして、簡単なデータ解析用の使い捨てプログラムが簡単に作れます。
ただ、問題はPCに入っている、どのPython環境を使うかの設定です。VSの場合、「ソリューション エクスプローラー」の「Python Environments」で指定できます。
御覧の様に、Python3(正確にはPython3.6)を設定してあります。VSインストール時に、Python環境がインストールしてあれば自動的に検出してくれるようですが、後からPython環境をインストールした場合は、自力で設定してやる必要があります。自動検出という手もありますが、大抵はうまくいかないので「Custom」で手動の作業になります。どのバイナリ(python.exe)を使うのか、作業フォルダはどこかとか設定してやる必要がありますが、そのあたりは自動検出に成功しているのを参考にしてやればうまくいきます。(不幸にも、PythonなしでVSインストールした方にはちょっと難題ですが・・・。そもそも、Pythonを初めてやろうと思うなら、潔く一旦VSをアンインストールして、Python環境をインストールしてからVSをインストールした方がいいと思います)
ネットでググると、このあたりの設定はVSCodeに関するものが圧倒的に多いですが、まあ似たようなものです。VSとVSCodeの実装はまるで違うものでしょうが、GUIとかは同じようになってしまいますから。(作っている環境が同じなら、そうなってしまうでしょう)
ちょっと注意が必要なのは、Customで設定しているとき、Pythonのバージョンを指定する選択リストがあったんですが、VS2015ではPython3.5までしかありませんでした。自動コードチェック等に影響があるのかもしれませんが、まあそんな変わらないだろうと仕方なく「python3.5」を選択して、Custom設定は終わらせました。



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