2014年10月19日日曜日

RapiroにRaspberry Piを搭載

まずはRasbianのdisk image最新版をDLしてきます。2014-09-09版でした。zipファイルをDLして解凍しようとしますが、なぜかエラーがでてきます?DLやりなおしてもダメ。しばらくして、解凍しているPCがWindows7(32bit)だからダメなんじゃないかと思いつき、Windows7(64bit)でやってみたらうまくいきました。(おそらくimageからzipつくったのがLinuxの64bitなんだろうな・・・)


最初の起動でraspi-configが表示されます。まずはこのtool自身のUpdateをと思い、メニューを見ると、Updateが見当たりません???代わりに”Overclock”なるメニューになっているような。よく見ると、Advance optionがありましたので、その中にいくとUpdateがありました。


ついでにSSHのenableとhostnameの設定もあったので、そこで済ませました。
またimageを書き込んだだけのSD-cardですと使える領域が最低限しかありません。本来の容量を使えるよう、ちゃんとexpand filesystemしておいてあげましょう。


その後、念のためシステムを最新の状態にしておきます。


$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade


次に無線LANが使えるようにUSB型式のBuffaloの小さいやつを設定します。
(これはあちこちにのっているので、詳細ははぶきます)


無線LANが使えるようになったところで、avahiをインストールします。通常の家庭ではプロバイダーからのDHCPがほとんどだと思います。しかしこれだとIPアドレスが何になるかわかりません。raspberry piは普通ディスプレイとか接続せずに使うので、LAN経由のsshでログインしたいところですが、毎回IPアドレスが変わってしまっては大変です。ホスト名でアクセスしたいところですが、いちいちDNSをたてるのも大変です。
そこでBonjour互換のavahiというサービスをインストールします。BonjourはAppleの提唱するネットワーク上のサービスを自動的に検索し利用できるようにするサービスです。これを使えばDHCPのマシンでもホスト名でアクセスできるようになります。


$ sudo apt-get install avahi-daemon


やることはこれだけです。(hostnameは先にraspi-confで設定してあります)その後、他のPCからpingコマンドで確認できればOKです。


$ ping rapiropi.local


今回はrapiroに搭載するつもりだったので、hostname=rapiropiとしました。urlはその後ろに”.local”をつけたものになります。
なお他のPCでこれを使おうと思うと、Macは当然デフォルトで入っているから問題ありませんが、Windowsの場合、iTunesをインストールすれば使えるようになります。(iTunesなんてインストールするのはいやだ!という方もいるかもしれません。一応単独でBonjourだけインストールするパッケージはiTunesのパッケージ内に入っているそうです)


実際にRAPIROに搭載してみます。ケーブルは元々それ用のものが頭にもってきてありますから簡単です。(頭部には固定用の簡易なツメもあります。なお、基板の穴をとおすノッチがRAPIROにはあります。しかし最初期のRaspberry Piにはこの穴(おそらく基板固定用のネジ通しの穴っぽい)がないものがあるようです)
接続するピンの写真はRAPIROのkickstarterのHPにあります。そこにはあいかわらず何も説明がありませんが、どうもUARTに電源供給とともに接続しているらしいです。デバイス名は、/dev/ttyAMA0になります。ただこれはデフォルトではシステムのコンソール入出力になっており、ボーレートも576000bpsではありません。そちらの設定を切った方がいいんでしょうが、python等プログラムから出力するにはそのままでも問題ないようです。(もしかしたら動作が不安定になるかもしれません。すこし試してからまたレスします。)
このUARTはRaspberry PiのGPIOを使っていますが、これの利用にはroot権限が必要です。プログラムの実行にはsudoが必要になります。

とりあえずリモートで前進させることができたので、いよいよ本格的にプログラムをどうするか検討に入ります。

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