2014年10月26日日曜日

Rapiro シリアル設定変更でトラブル

前回、そのままにしておいたシリアル設定ですが、やはりまずそうです。デフォルトでシステムコンソール入出力になっているせいか、時々Raspberry Piからのコマンドを受け取らないようです。

仕方ないので、システムコンソールをきる設定を行います。やることは簡単です。(そのはずでした。。。)

まず/boot/cmdline.txtが最初は以下の様になっています。

dwc_otg.lpm_enable=0 console=ttyAMA0,115200 kgdboc=ttyAMA0,115200 console=tty1 root=/dev/mmcblk0p2 rootfstype=ext4 rootwait

これを以下の様に変更します。

dwc_otg.lpm_enable=0 rpitestmode=1 console=tty1 root=/dev/mmcblk0p2 rootfstype=ext4 rootwait

次に、/etc/inittabの最後の行、以下をコメントアウトします。

TO:23:respawn:/sbin/getty -L ttyAMA0 115200 vt100

念のため、cmdline.txtの方はoriginalを残しておきます。(設定ファイルをいじるときは必須です)さて、rebootしてみますが、リモートログインできなくなりました。(;_;)何か設定ファイルの編集をミスったようです。何度かrebootを繰り返した後、あきらめてRapiroの頭部を分解、Raspberry Piを引き出します。キーボードとディスプレイを接続して電源を入れてみると、案の定起動中に止まってます。

さて、設定ファイルをまず元に戻さないといけないのですが、家にあるPCのうち、直接SDカードのI/Fをもっているのは1台のノートPC(Windows7)だけ。普段はUSBで接続するマルチアダプタで操作していたんですが、これだとUbuntuもMacも認識してくれませんでした。ノートPCで調べてみても、Windowsだと一部のエリアしか見ることができず、万事窮すの状態。これは最後の手段、SDカードを最初のrasbianのイメージで書き換えてはじめから設定し直しかと覚悟しましたが、ノートPCにはVMPlayerでUbuntuが入っていました。「これでSDカードを修正できないか?」かすかな期待を元に試してみると、うまくマウントできました!そこで2つの設定ファイルを元に戻し、無事起動できるのを確認、改めて編集したファイルを調べてみたらcmdline.txtの方でタイプミスと、やはり「0」(数字の0)と「O」(大文字のO)の勘違いがありました。(やな予感したんだよな〜)

再度設定し直して、リモートログインに問題がないことを確認してRapiroに装着、動作を確認しましたが、raspberry Piからのシリアル出力の受信ミスが発生しなくなるのを確認しました。

やはりシステムの設定ファイルを触るのはこわいですね。

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