2011年10月29日土曜日

UbuntuにAndroid開発環境を構築

今度はLinux(Ubuntu)でAndroid開発環境を構築してみます。ターゲットPCは余ってたネットブックPC(Atom:N270 1.6GHz)です。前回のMacBook Airに比べると非力感は否めませんが、一昔まえなら普通の能力です。WindowsXPも普通に動いていました。
さてUbuntuというディストリビューションですが、このところ個人ユーザーからは結構人気があるようですが、実は自分はあまり好みでなかったりします。ただRedHatが商業ベースに移行してしまい、Fedoraは実装が挑戦的すぎて、実験や実用には向きません。実用性を重んじるならCentOSというところですが、さすがにstableすぎてパッケージのVerがちょっと古いです。文句ばかりいっても仕方が無いので、はやりにのってUbuntuでトライです。
Macとちがって注意するところは以下の2点です。

  1. javaがLinuxのくせにSun Javaじゃありません。Oracleに買収されたのに腹を立てたのかOpenJDKがデフォルトで入っています。インストールするにはデフォルトではオフになっているリポジトリで「Canonicalのパートナー」をオンにしないと、インストールすらできません。(インストール後、複数のjava環境からSun Javaを選択することを忘れずに)
  2. eclipseのパッケージはUbuntuにも用意されているんですが、独特のカスタマイズがしてあるらしく日本語化等で問題を起こすことが多いので、eclipseのHPからDLしてきて個人環境に展開して使ったほうがいいです。

準備に半日くらいかかって(Android SDKの構築でパッケージのDLに時間がかかります)、いざ実行ですがAndroidのEmulatorに異様に時間がかかります。Macでも絵がでるまで30秒くらいかかりましたが、その比じゃありません。しかもeclipseの動きも恐ろしく鈍く、自動で動いている構文チェックで問題ない所でエラーをしばらく表示し続けていました。Emulatorもあまりの遅さにHelloAndroidが起動するのに時間がかかりすぎて、TimeOutのダイアログが表示されるしまつ。(我慢してれば起動しますが)
これはダメですね。とても実用に耐えません。元々、eclipse自体javaでできていてそんなにキビキビ動く方ではなかったんですが、色んなプロセスを動かしている感じで、メモリも相当くっています。メモリをたくさん積んだ64bitのWindowsが必要そうですが、Androidが32bitなのでちょっと設定に注意が必要です。どうしたものか。

追記
翌日、MacBookでシステムアクティビティ見ながらeclipse動かしてみましたが、Androidの開発環境動かし始めたらメモリ800MBくらい消費しているようです。これはメモリ1GBのネットブックでは無理だ。

2 件のコメント:

  1. うーん、やはりCore i3以上で4G以上のマシンじゃないと、android開発は厳しいですかね・・・。

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  2. Emulatorの速度の遅さは今ではあきらめてます。それより最近は実機Debugの状態が非常に調子よくなったんで(以前はよくULに失敗してたんだけど、このところは快調にプログラム修正、Debugが実機で動くようになった気がします)、最近は実機ばかり使ってプログラム試験してます。

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